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PORTABLE HELIPORT仮設ヘリポート

仮設ヘリポート

AIデッキによって南極昭和基地に敷設された27×25m角のヘリポート

AIデッキによって南極昭和基地に敷設された27×25m角のヘリポート

AIデッキが南極ヘリポートに選ばれた理由

1.軽量な材質

AIデッキの素材はアルミで作られており、1ピースを人力で運べるほど軽量です。これまでの南極ヘリポートはコンクリートで作られており、その資材であるセメントなどは観測船「しらせ」に満載して3回(3年)に分けて運ばなければなりませんでした。これに対してAIデッキは1回ですべての部材を搬送することを可能にしました。

2.施工の容易さ

AIデッキは、組立てが非常に簡単です。デッキとジョイントのためのロッドを組み合わせるだけで均質なデッキを構成することができます。また、すべての組立作業工程を重機を使わずに人間の力で行うことが可能です。

3.環境への配慮

AIデッキは、簡単に分解、再利用が可能です。言い換えると、廃棄物を出すことはありません。これに対して、コンクリートは再利用することができず、産業廃棄物として処理しなければなりません。AIデッキの利用は、南極の自然を守るための選択でもあったのです。