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DISASTER PREVENTION HELIPORT防災ヘリポート

防災ヘリポート

防災・減災ヘリポートの必要性

防災・減災ヘリポートの必要性

ヘリポートがあれば5分で10人救助、ホイストでは1人の救助に10分かかる

2018年7月、西日本豪雨により岡山県倉敷市真備町に大規模な浸水被害が発生しました。このとき真備町の多くの住民が「まび記念病院」に避難しました。入院患者や医師なども含め300人以上がこの病院内に孤立しました。この方々を救出するために自衛隊のヘリコプターが出動し、1 人ずつワイヤで引っ張り上げて救助する「ホイスト」で吊り上げました。

1 人を救助するのに10分間近くかかっていました。もし、この病院屋上にヘリポートがあったなら一度に10人がヘリコプターに乗り込むことができたでしょう。300人の救出はヘリコプターの機数さえ足りれば数時間で完了したはずです。

津波や洪水がその地域を襲った場合、どの程度まで水嵩が上がるのか、各自治体はすでにハザードマップを持っています。万一の事態に備えてヘリポートや備蓄倉庫を兼ねた避難施設を設けることをお勧めしています。